瓦屋根とスレート屋根材は、屋根材の種類や構造によって異なる特性を持っています。
瓦屋根は陶器製の瓦を使用しており、スレート屋根はセメントを主成分としたスレートを使用されています。
瓦屋根の強度は、主に瓦自体の厚さ、密度、材料の耐久性によって決まります。
瓦の厚みが厚いほど強度が高くなります。
瓦は優れた耐久性を持ち、風や雨に対して強く、長期間の使用にも耐えることができます。
それこそ特に強い衝撃が与えられない限りは50年たっても、60年たっても壊れないと言われるほど頑丈なものです。
ただし地震などの地盤の揺れが激しい地域では、瓦が割れる可能性があります。
一方、スレート屋根はセメントを主成分として構成されており、非常に薄いのが特徴です。
ただ薄いといっても、必要最低限の耐久性は十分に確保されていますので、20年以上状態を保つことが可能です。
スレートの屋根材は、厚さや密度などの要素によって強度が異なりますが、特に表面が平らなタイプの方が圧力に対して均等な力が加わるので、強度が高いとされています。
逆に波型スレートのように曲線を描いているものだと凹んだ部分に重さが加わるため、豪雪地域などでは注意が必要です。
豪雪地域では勾配に角度をつけ、そしてストレートなタイプの屋根材が使用されます。
その方が雪が屋根に積もることもなくなり、雪下ろしが容易になります。
瓦屋根とスレート屋根材の強度の違いは、主に材料の性質や構造によるものです。
どちらかと言うと瓦屋根の方が厚みもあり強度があるのですが、落下して通行人への被害というメリットもあるので、どちらが良いと一概には断言できない部分もあります。
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2024.01.19