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マンションにも潜む壁劣化の問題とは

木造の戸建て住宅とは異なり、躯体が鉄筋コンクリート造りのマンションでは
壁内の劣化はなかなかイメージしないかもしれません。
構造に影響するものではなくても、壁に関する劣化は確かにあります。



よくありがちなのが、雨漏りや結露によるカビの発生です。
外に面している壁に断熱材は施工されていないマンションでは
結露が発生しやすく、カビの発生に至ってしまいがちです。

とくに1970年代以前のマンションでは、断熱材を施工していない建物が
マンションに限らず少なくありません。雨漏りや結露でジワリと壁に染み渡る程度のものは
室内までシミがあらわれてこないと、気づかないことも多いものです。



また、マンションの場合は、雨漏りといった躯体の瑕疵は「共用部」の扱いとなるため
修繕は管理組合などに連絡して対応してもらう必要があります。
マンションの場合も、木造の戸建て住宅と同様に
必ずしも築年数だけで劣化状態を判断できるものではありません。
壁内の劣化に至る原因となりがちな建物自体のスペックを見極めて
対策や改修をどのようにするかといった検討に入ることが望ましいといえます。

竣工図が残っている場合は、建物のスペックを確認したうえでインスペクションなどで現状も確認しておくと安心です。




兵庫県川西市にある「有限会社ツチダ建築板金」では屋根や外壁、雨樋など、外装施工を取り扱っております。

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2020.10.20